二輪教習18日目 2度目のXデー
2回目の卒業検定チャンス。この為にわざわざ東京から掛川まで2泊3日で週末帰省したのだ。絶対合格したい。
前回の経験から、朝受付した順で走行するのかなと仮説をたて、同じ教習所内を走る他受講者に惑わされる可能性が低い走行1番手になるべく、朝早く教習所へ向かう。なんと8:15ごろ着いてしまった。余裕の1番乗り。受付し、待てど待てど他の卒検受験者が現れない。8:30ごろようやく2人目。その後ちらほら現れだすが、8:50時点で計5人。あら!これは!前回よりよっぽど少ないのね!
天気は晴れ、気温約15度と暖かい。風も無し。これ以上ない好天気。
卒検コースは、AとBあり、当日にどちらになるか発表される。2つの似て異なるコースを事前に頭に入れようとすると混乱すること必須なので、ヤマを張り、Aを覚えてきた。
そして、、、
結果は、、、
Aコース!ヤマ大当たり!
私の合格に向け追い風が吹いているのが分かる。
ただ、走行順の発表では、わたしは4番手。受付順関係ないなあ。大型2人が先で、その後中型2人、最後に小型の1人。
発着場所は同じところ1か所でやるとのこと。(前回は人数多かったので、大型は1番の発着場所、中型・小型は2番発着場所と分けて同時にスタートだった)
防具をつけながら、発着場所を見ると、私の好きなグレーのバイク!!(前回は黒)
これは!
全てのピースが、私にとって好ましい状態に合わさっていく。今日合格する後押しにしか思えない。
10:05に走行開始され、1番手の人が走りだす。それを見ながらイメトレ。身体が冷えないようにちょこちょこ動いておく。ただ、いくら今日が暖かいとはいえ、外で待っていなければならないので、風と冷気でじわじわと体温を奪われていく。
10:45ごろ私の走行開始。うん前回より良い感じ。最初のスピード出しはなんなくクリアし、S字へ。ところがS字に辿り着くための交差点での発進でエンスト🥲ああっこれ一発落ちのやつかなあ?そうじゃないと良いなあ。とにかく青信号だしすぐ発進してS字へ。エンストの動揺か侵入時少しぐらついたが持ち堪えて抜け切った。次はクランク。心配だったけど、クリア。見通しの悪い交差点から一本橋へ。昨日完璧にこなした一本橋。気持ちを入れて発進したところほんの少しスピードが出過ぎて「おっと」と減速したらバイクのハンドルが横へ切れてしまい、すとんと橋から落ちた。
、、えっ、、あっけない、、
一本橋で落ちるのは卒検一発落ちの対象
心が無になる
悲しい
頭をカラにして続ける。坂道発進、障害物避け、踏切、全て問題なくクリア。スラロームはタイムよりも確実性を優先してやり切った(タイムはこちらには見えないので分からない)。急制動は、侵入後にウィンカーを消し忘れたが、これはマイナー減点なのでそんな気にしなくて大丈夫。これで課題は全て終了。発着場所に戻り、バイクを降りる。
心がずーんと重い
今日はイケると思ったんだけどなあ。
未熟者の哀しき嘆き。
結果は、もちろん不合格。その後、教官から
・緊張で硬くなりすぎ
・卒検だから丁寧にやってたんだろうけど発進スピードが遅すぎ。もう少しスムーズにサッと発進したほうがバイクが安定する。
・エンストは減点だが1発落ちでは無い
・スラロームは8.5秒と規定の8秒以下をオーバーしてたが、まあそこまで悪くない
とアドバイス/コメントをもらう。
「もし一本橋落ちなかったら、ぎり合格してたよ」とも。あああ〜悔しい😔😔
思えば、私はバスケのフリースローが苦手なタイプ。皆が注目してる中で決めなきゃいけない、そんな1発勝負に必要以上に緊張して力がうまく発揮できないのだ。今まで避けてきた自分のそういった弱さを克服する時なのか。