33歳人生第三ステージ 何でもござれ

帰国・離婚・転職を祝し、バイク免許を取る事に

二輪教習6日目 疑念は確信に変わる

6日目 10:00-12:00

今日は初の午前中。防具等の準備エリアに来てみてびっくり、黄色のゼッケンをつけた人ばかり。あれ?ゼッケンつけろなんて聞いてないぞ。

すると黄色ゼッケンの人たちはおもむろにスタート地点に向かい、続々とバイクに乗りだした。隣接する建物2階の大型スピーカーからたまに指示が飛ぶ。

聞けば、月曜の10時は卒業検定の時間らしい。おお!と言うことはこれを終えれば免許取得に大幅に近づくのね。憧れの眼差しでゼッケンたちを見てしまう。

 

非ゼッケンたちは、いつも通り一列になり、教官に名前を呼ばれ教習開始。

今日は、1本橋とスラローム

1本橋は、長さが15m、幅が30cm、高さが5cmの平均台をバランスを保ちながらゆっくり進むもの。ふらついたり、脱輪、転倒、エンストしないで低速で安全に走行し、目安として発進から台を降りるまで7秒以上のタイムを出す必要がある。

これが難しい!

6秒くらいは普通に出るんだけど、7秒超えを目指すとクラッチの加減がほんとうに重要!教官の皆さん、気を遣って、

・もっとニーグリップ(膝でバイクをしっかり挟むこと)

・目線をもっと先へ

クラッチを握りすぎない

・バイクの頭を左右に細かく刻む

・ブレーキ使うなら後ろブレーキを少しだけ

・遅くなりすぎたらアクセルを回せ

等々たくさんアドバイスくれるんだけど、正直頭いっぱい。気合を入れて発進し、一本橋に乗ったところで後ろから「もっと目線先!」「下見ない!」とか言ってくれるんだけど、その声に気を取られてバランスを崩して橋から落ちてしまう。後ろから声をかけるな、とも言えない小心者のわたし。

何度もやる。何とか6.8秒くらいは出るようになった。とりあえずこれでよしとしてもらう。

 

次の時間はスラローム

これは、等間隔に設置されたコーンを左右に避けてくもの。バイクを横に傾けながら交互にリズム良く進み、8秒以内に通過する必要がある。

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(画素はチューリッヒ保険会社よりhttps://www.zurich.co.jp/motorbike/guide/cc-whatis-slalom-tips/

先ずは空きスペースに行きそこに並べられたコーンで練習。

どれだけバイクを倒すか感覚を身につけるため、教官のバイクの後ろ席に乗るよう言われる。「失礼しまーす」と言いながら後ろに座り肩に手を乗せる。教習の過程とはいえ、他人の身体に触れるのすこーし抵抗感あるなあ。少しばかりの抵抗感を打ち消し、いざ教官バイク発進。スイスイとコーンを避けていくんだけど、想像の倍バイクが傾く。おおっと声が出そうになる。これは体感してみないと分からないわ。

自分のバイクに戻りやってみる。

教官ほどの爽快なスピード感はまだ出ないけど、ゆっくりと着実にコーンを左右に避けていく。まあまあ出来るぞ。

じゃあスピード上げようと言われとたんに難しくなる。アクセルをくいくいっと回して戻してを繰り返すらしいんだけど、本当、頭では理解しても実際やるのは大変だあ。

 

今日同じ時間に同じ教官に若そうな10代?20代?の金髪剃り込みの男の子がついていた。ちらっと彼の講習カードが見えちゃったんだけど、何時限めかを示すスタンプが明らかに私より少ない。つまり、まだ6-7hrしか実技してない。それでいて、同じ課題を、2-3回のトライでするすると習得していく彼。

あれれ、なにこの差。

 

疑念は確信に変わった。

、、、

私は人より進みが遅い!

、、、

卒業まで時間かかるぞ、これ!